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【イントロダクション】
GameFiにおいて、ブロックチェーンゲームやNFTゲームをプレイすることで、プレイヤーはゲーム内通貨やアイテムを暗号資産やNFT(非代替性トークン)として獲得できます。これらの獲得した資産は、暗号資産(仮想通貨)取引所やNFTマーケットプレイスを通じて、ゲームの外部で他の暗号資産や法定通貨に交換することも可能です。
GameFiのブームに伴い、ブロックチェーンゲームの開発を行う企業が増加し、大手企業であるスクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ、サイバーエージェントなども参入しています。さらに、GameFiに特化した投資ファンドも登場しており、このトレンドを支えています。X to Earnブーム、特にPlay to Earn(P2E)は、このGameFiトレンドを牽引しています。
また、Play to Earn(P2E)のほかにも、歩くことで報酬が得られる「Move to Earn」アプリや、睡眠時間や質に応じて収益を得る「Sleep to Earn」、学習を通じて収益を得る「Learn to Earn」、飲食によって報酬を得る「Eat to Earn」と「Drink to Earn」など、さまざまな生活シーンに合わせたX to Earnアプリが登場しています。
ここでは、Play to Earn、Move to Earn、Sleep to Earnの各ジャンルで、まずは基本について理解し、その後おすすめのブロックチェーンゲームをそれぞれ1つずつ紹介します。
ブロックチェーン技術を活用したオンラインゲームの分野は、「GameFi(ゲームファイ)」として知られ、ゲームとファイナンスの要素が結合しています。
✅Play-to-earnとは?
ゲームをプレイすることでお金を稼ぐという考え方です。ブロックチェーン技術でゲームとお金をシームレスにつなぎ、ゲームをプレイしてお金を手に入れるPlay-to-earnゲームの人気が2021年夏頃から世界的に高まっています。
Play-to-Earnはゲーム業界の最新のビジネスモデルで、オープンエコノミーの概念を取り入れ、ゲームの世界に貢献し、付加価値をもたらす全てのプレーヤーに経済的利益をもたらすビジネスモデルです。
✅Move to Earnとは?
新しいトレンドの一部で、日常の活動や運動を通じて報酬を獲得できる仕組みを指します。このアプローチは、ユーザーが健康的な生活習慣を促進し、同時に報酬を受け取ることができるようになっています。
具体的には、Move to Earnアプリを使用するユーザーは、歩行、ランニング、サイクリング、フィットネス活動などの身体的な活動を記録し、そのデータをアプリにアップロードします。このデータはブロックチェーン技術を用いて確実に記録され、ユーザーはその活動に基づいて報酬を得ることができます。
Move to Earnは、健康促進と暗号資産の両方を組み合わせた新たなアプローチで、ユーザーにとって健康的な生活を奨励し、同時に経済的なインセンティブを提供します。このトレンドは、テクノロジーと健康の融合に興味を持つ人々に受け入れられています。
✅Sleep to Earnとは?
睡眠時間や質に応じて報酬を受け取る仕組みを指します。特定のアプリやプラットフォームを使用して、睡眠データを収集し、それに基づいて暗号資産(仮想通貨)やトークンなどの報酬を得ることができます。このトレンドは、健康の重要性を強調しながら、睡眠の質と量を向上させるインセンティブを提供します。
Play to Earn、Move to Earn、Sleep to Earnの最近トレンド
🎮Play to Earn〜Sorare(ソラーレ)〜
・サービス開始: 2019年
・ゲーム媒体:Webブラウザ
・対応通貨:イーサリアム
・対応チェーン:イーサリアムチェーン
Sorare(ソラーレ)は、世界中のプロサッカー選手とMLB(メジャーリーグベースボール)のプロ野球選手のNFTトレーディングカードを使用したシミュレーションゲームです。このゲームは、2022年7月現在、世界中の280以上のサッカークラブチームとMLBの30チームとのライセンス契約を持ち、これらのチームに所属する選手がNFTカードとして利用可能です。
Sorareは、他の多くのブロックチェーンゲームとは異なり、独自の通貨を使用せず、イーサリアム(Ethereum)などの主要な暗号資産(仮想通貨)を使用してカードを購入し、ゲームを楽しむことができます。
プレイヤーはサッカーの場合には5枚、野球の場合には7枚のカードを選び、それらでチームを編成し、大会に参加します。上位に入ることで賞金や希少なカードを獲得するチャンスがあります。さらに、ゲーム内外のNFTマーケットプレイスでカードを売買することで、利益を得ることも可能です。
🏃Play to Earn〜STEPN(ステップン)〜
・サービス開始:2021年12月
・対応OS:iOS、Android
・対応通貨:ソラナ(SOL)、バイナンスコイン(BNB)、イーサリアム(ETH)
※マルチチェーンに対応しており、選択するブロックチェーン(対応チェーン)で利用できる通貨も変わる
・独自通貨:グリーンサトシトークン(GST)、グリーンメタバーストークン(GMT)
・対応チェーン:Solanaチェーン、BNBチェーン
イーサリアム(ERC20)、APEチェーン
STEPN(ステップン)は、Move to Earnのパイオニアと言えるゲームで、2021年12月にサービスを開始しました。
このゲームでは、NFTスニーカーを購入し、これらのスニーカーを所有してランニングやウォーキングを行うことで、独自の暗号資産(仮想通貨)であるGSTを獲得することが可能です。将来的には、同様の運動を通じてガバナンストークンのGMTも獲得できる見込みです。
なお、2022年7月末現在、STEPNはパブリックベータ版として提供されており、利用する際には公式Discordからアクティベーションコードを取得する必要があります。
🛌Sleep to Earn〜SleeFi(スリーファイ)〜
・サービス開始:未定
・対応OS:iOS、Android
・対応通貨: アバランチ(AVAX)
・独自通貨:SLFT、SLGT
・対応チェーン:Avalancheチェーン
新しいWeb3.0のゲームアプリで、ユーザーの睡眠の質向上を目指す「Sleep to Earn(睡眠で稼ぐ)」という革新的なコンセプトに焦点を当てています。現時点で、2022年7月時点では開発段階にありますが、公式サイトに掲載されているライトペーパーによれば、SleeFiのユーザーは特別なベッド型のNFTを所有し、それを使って眠ることで暗号資産(仮想通貨)のSLFTとSLGTを獲得できる可能性があります。
さらに、ゲーム内のマーケットプレイスでは、ベッドやベッドの強化アイテムであるジェムなどのNFTを売買またはレンタルすることが期待されています。
正式なリリース日はまだ発表されていませんが、ロードマップによれば、2022年6月から9月にかけて、オープンβ版の公開とSLFTの導入が計画されています。
【最後に】
💡GameFiは、ブロックチェーン技術を活用したゲームの一般的なジャンルで、ゲームとDeFi(分散型ファイナンス)の要素を組み合わせている。
💡Play to Earnは、ゲーム内でプレイヤーが収益を得るための手法で、GameFiの一種。
💡GameFiブロックチェーンゲームでは、一般的に使用される基本通貨は、暗号資産(仮想通貨)取引所で交換可能。
💡Play to Earnの多くのゲームでは、プレイヤーはゲーム内で得た報酬や暗号資産(仮想通貨)を売却して利益を上げることが可能。
💡その他にも、運動に関連する報酬を得るMove to Earn、睡眠による収益を追求するSleep to Earnなど、さまざまなゲームが存在する。